花粉がよく飛ぶ気象条件

花粉がどれくらい飛ぶかは気象条件によって変わります。花粉は非常に軽いので湿度の高い日は湿気の重みで飛びにくくなります。雨の日も同様です。つまり、天気の悪い日は飛びにくいといえるでしょう。しかしながら雨上がりになると、カラッとした気候になることが多く飛散量が増えやすくなります。雨上がりに出かけるときは特に気を付けておいた方がいいかもしれません。気圧も飛散量に関係しています。風は高気圧から低気圧へと吹きます。高気圧では下降気流、低気圧では上昇気流が発生しています。風は低気圧側に集まりやすいのでそちらの方に花粉も集まりやすくなります。しかしながら高気圧の下降気流によって、花粉が地上にもたらされることがあります。つまり、低気圧でも高気圧でもそれなりに花粉を吸う機会があるといえるでしょう。

乾燥している日は花粉が飛びやすくなっています。それゆえに天気予報などで乾燥の情報が出ている時には注意しておく必要があります。風のない日は飛散しにくいと思われがちですが実際には人や自動車の移動の際に花粉も移動します。それゆえに風がなくても飛散量が多いケースもあります。雨の日は雨を花粉が含むことが多いので屋外での飛散量が減ります。ただし、室内に既にもたらされている花粉もあるかもしれないので、症状が出る可能性はあります。

アレルギー反応を抑えたい場合は副交感神経優位の状態にすることが重要となります。副交感神経優位とはリラックス状態を表します。アレルギー反応はアレルギー原因物質がヒスタミン受容体に入ることで発生する仕組みになっています。そのため、抗ヒスタミン薬を取り入れることで症状を抑えられる可能性があります。天気予報と飛散量には大きな関係性がありますが、絶対的なものではありません。土砂降りの日でもない限りはある程度飛散していると考えられます。ただし、量は天気によって変わるので選択する治療薬が変わる可能性があります。アレルギー反応は腸内の状態にも影響を受けるとされています。それゆえに飛散量が多い日の前日には食物繊維などを積極的に摂取し、腸内環境を整えておくことが有効となります。天気が良いにも関わらず、症状があまり出なかったという経験を持つ方もいるかもしれません。それは腸内環境が整っており、アレルギー反応が正常化していた可能性があります。このように必ずしも症状の出方と天気が完全にリンクするとは限らない部分もあるのが実際のところです。